2018年3月
著者・伊藤比呂美
装丁・中央公論新社
出版・中央公論新社

伊藤比呂美さんの食エッセイ。卵かけごはんを描いてほしいという指示あり。最初は本を読んで私の勝手な伊藤さんのイメージで黄身が割れたぐちゃぐちゃな卵かけごはんを描いたが伊藤さんは嫌だとおっしゃった。「卵はヨード卵（のように）、醤油は関東系のきりっと黒い醤油」と具体的卵かけごはんのイメージを書いてくださり修正したのがこれだ。あと最初に出した絵は「いつもより絵がおとなしい」とも言われ、サイズなど気にせず描いてみた結果がこの絵である。だから、下の方がに余白あり。（だが黄色い帯で隠れる。）
いつもどおり絵の周りに文字も書いて欲しいという伊藤さんのリクエストで中にある一文を抜粋して描いた。