挿絵|sees magazine』創刊号
発行日 2025年4月3日
発行元 株式会社やまとわ
長野県伊那市で森や農、地域資源に関わるインキュベーション施設「inadani sees」(いなだにしーず)が発行する雑誌、創刊号。
https://inadani-sees.jp/
私はコラムの絵を2枚描きました。伊那の街にある食を紹介する箸休め的なページで、ローメンと高遠そばを描きました。実際食べに行きました。(お昼に蕎麦とローメンと二食続けて食べた腹パン取材)
以下HPからの引用です。「雑誌を作るわけ」
”なぜ、このまちにインキュベーション施設が必要なのか。その問いに対して私たちは、「これからもまちがつづいてほしいから」だと考えています。
地域ごとの文化が守られ、その土地に生きる人たちが希望を持って生きていけるまち。自然があり、心身の健康や学びがある。やりたいことに挑戦できる環境があり、幸福がある。
私たちのようなローカルのインキュベーション施設は、そんな「つづいていくまち」をつくるために、少し先の未来と、今いる場所をちゃんと見つめたいと思っています。
インキュベーションは本来、「incubation = 孵化・抱卵」という意味があります。卵が孵るには「温度」が必要です。自然の理がそうであるように、何かが生まれるための温度が宿るような場所。
私たちは「つづいてくまち」を考えるために、温度を感じるまちづくりや、まちのあり方を探すために、マガジンをつくります。”
今号の特集を「Rescale リスケール」と決め、企画会議をやっているうちに哲学者の永井玲衣さんを呼んでまずは「哲学的な編集会議」をしてテーマを多角的に見つめることからこの雑誌作りを始めたというのが面白かったです。(その編集会議はプロローグにあり。)編集者みんなが今号のテーマの意味を腹の中にしっかり入れ、各取材に落としていった雑誌のようです。