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行脚飴(あんぎゃあめ)開発そして発売!

彦根にある古本屋・半月舎の御子柴さんと『行脚飴』(あんぎゃあめ)なる飴を作った。

今年の3月に半月舎で開催した『彦根行脚』という個展に合わせて作った食品である。

ことは昨年末、展示の打ち合わせをすることになった。年末だし、一年の疲れも落としに一泊二日の「温泉打ち合わせ」を呑気に企画した。行先は石川の加賀温泉(中山〜山中〜片津山と総湯巡り)に決めた。向かう道中は米原の絶品駅弁「湖北のおはなし」を食べた。

※この展示は駅弁の絵本の原画も兼ねた個展だったので、駅弁もぜひ食べての打ち合わせとなった。

※まだまだ収束してないコロナ禍の中であったが、私たちにとって大事な一行とした。

曇りが多い北陸でこの二日間は快晴であった。私たちは晴れ女である。そして温泉は最高であった。

帰りの電車の中、私は加賀温泉(山中温泉)のお土産コーナーで買った「とろろ巻昆布」という食品を取り出した。

キャンディみたい↑昆布のイラストは網点で塗りつぶされている。

「とろろ巻昆布」はパッケージの顔となるシールや包み紙がなんともハイカラいいセンス。この風貌を目指したお土産物を作ることで意見が一致した。

そして駅弁「湖北のおはなし」の中に飴が入っていたので、マメだけに飴を作ろうということになった。

帰って1ヶ月ぐらいそれぞれ何もせず、展示1ヶ月半前になって慌てて私たちは動き出した。

まずは大事な飴を作る人探し。

御子柴さんのご友人で彦根の隣、多賀町という町でストイックに菓子作りをしている北川さんがいいのでは、ということで頼んでみたら快く話に乗ってくれた。ありがたい。まだお若いが腕は一級品(気っぷうのいい女性だった!)、飴作りにも妥協なくやってくれた。御子柴さんとは宝塚ファン友達とのこと。よく観劇を報告しあっているらしい。

包み紙やパッケージ周りのデザインは渋いもの好きな村上亜沙美さんに頼んでみた。私たちだけでは出てこないような斬新なアイデアも出てありがたい。

そんなこんなでできあがったのが『行脚飴』。ぜひ一度ご賞味いただきたい。

注文があるごとに一粒一粒、手で包んでいる。

味は3種類あるから包み紙も3種類作った。

梅雨から夏時期の湿気対策が大変なため、この時期の販売はもしかしたら遠慮するかもしれないがぜひどこかでと思う。

ちなみにここだけの話、唐草模様の包み紙は「アタリ」です。

この「アタリ」を10枚集めると景品を送るのでもし集めた人がいたら、私までご一報を。

そしてこの飴は結構な数を売らないと黒字にならないので、少しでも経費軽減にと、LINEスタンプを作った!呑んだ勢いで作ったキャラ「行脚坊や」を題材にしたスタンプだ。ぜひみなさんも使ってみて欲しい。↓(リンクへ!)

https://store.line.me/stickershop/product/18744032/ja

以上ただの宣伝日記でした。ご一読感謝。

行脚飴はオンラインストアでも買えます。→〇〇

2022年6月23日_記

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